有名人の場合、正しい出生データを公表していないこともあります。
出生時間が変わるとハウスも変わり、それに連れて解釈も変わってくるので、あくまでも「この出生時刻だと仮定して」という前提でお読みください。
翻訳者(=星を読む人)によって解釈や表現がそれぞれに異なってくる世界です。
現時点での「私」というフィルターを通しての星の翻訳表現なので、気軽に楽しんでいただければ幸いです。

【中森明菜】
1965年7月13日 20時20分
東京都生まれ
太陽⇒蟹座、月⇒山羊座、Asc⇒水瓶座  Mc⇒射手座
「火」2 「地」3 「風」5 「水」3
「C」3 「F」3 「M」6

蟹座の太陽は感受性が強く、安心できる場所や家族、親しい人に愛着を持つ。
月は山羊座で、感情表現は押さえがち、大人びた自分を見せようとする。
太陽と月が正反対の位置にあるので、満月生まれ。
太陽(自我・意思)と月(無意識・感情)の葛藤が多い。
水星・獅子座は自分をドラマティックに表現。
金星・獅子座は華やかな愛情表現、目立つ装い、気前がよく、芸術性、創造性あり。
火星・天秤座は対人関係にエネルギーを使う。
木星・双子座はマルチな才能、良くも悪くも変化の激しい人生。
土星・魚座は悲観的になりやすい。失望や落胆で健康を損ないやすい。

公私のパートナーシップを表す7ハウスに、変化を象徴する天王星と冥王星が入っているので、結婚や共同事業に関して予期しない変化の可能性や、パートナーによって人生が激変する暗示あり。

彼女の出世図には、太陽&土星&海王星が作るグランドトライン(正三角形)がある。
グランドトラインは人生がうまく行きやすいといわれているが、人によっては甘えが出て流される。
彼女の場合、冥王星&天王星が軸となるラインが加わって「カイト/凧」という特殊な形ができている。
この座相は、芸能界での成功を暗示している。

1989年の自殺未遂~謝罪会見~休養を経て、復帰した後の彼女は、傷ついた歌姫、薄幸のイメージが付いて回るようになった。
精神的、肉体的にも不安定な状態が長年続いており、痛々しい。

彼女の出生図には、他にも特徴的な形がある。
YOD(ヨード)と呼ばれる二等辺三角形で、解釈は資料や参考書、ネットを見ても、見解がマチマチでつかみどころがないのだが、サクサク後押し系の座相ではない。
神の手にとらえられたように逃げるのが困難な「宿命のアスペクト」と書いてある本もあるくらい。

で、なんと彼女の出生図には、このYODが2つもあるのだ。
しかも、そのうちの一つの三角形は頂点がちょうど、出生図の東西の軸(Asc―Dsc)に重なっている。
グランドトラインを持っている彼女だが、このYODが、彼女の人生を複雑なものにしているのではないだろうか。

1989年の自殺未遂の時は、ちょうどその時に進行中の金星♀&火星♂がDsc(パートナーシップを表す7ハウスの始まり)に重なっていた。
金星&火星は男女関係を表す。

また同じ年の大みそかの謝罪会見(いわゆる「金屏風事件」)の時は、出生図9ハウスの海王星の上に進行中の冥王星が重なっている時期だった。
冥王星は破壊と再生の象徴の星。

「海王星」の象徴するものの中に、「アイドル/偶像」「芸術/アート」「奉仕」「詐欺」「依存」「中毒」「自他の境界が曖昧」などの意味がある。
芸能関係やアート系の仕事に就いている人は、海王星や金星の座相に特徴がある。
彼女の海王星は天頂に一番近く、他の8つの星と座相ができている。
特に、海王星と水星の座相からは、自他の境界が曖昧、とても傷つきやすい、詐欺、スキャンダルという解釈ができる。
また海王星と金星の座相からは、理想を求め過ぎて傷つきやすい。

彼女は歌や芝居のキャラクターに自分を同化させて、役に引きずられるタイプ。幸せな恋の歌、穏やかな恋の歌は少なかった。

これからも、またもう一度大輪の花を咲かせて欲しいと願っているファンは多いだろう。
あの才能がもったいない。

余談だが、SMAPの解散騒動が起こるまで知らなかった「金屏風事件」という言葉。
誰に対して謝罪していたんだか・・・・
「金屏風事件」で検索すると、山ほど記事が出てきます。