有名人の場合、正しい出生データを公表していないこともあります。
出生時間が変わるとハウスも変わり、それに連れて解釈も変わってくるので、あくまでも「この出生時刻だと仮定して」という前提でお読みください。
翻訳者(=星を読む人)によって解釈や表現がそれぞれに異なってくる世界です。
現時点での「私」というフィルターを通しての星の翻訳表現なので、気軽に楽しんでいただければ幸いです。

【スティーブン・タイラー】
1948年3月26日 23時18分
ニューヨーク生まれ
太陽⇒牡羊座、月⇒蠍座
ASC⇒射手座、MC⇒乙女座
「火」5、「地」1、「風」2、「水」2
「C」2、「F」5、「M」3

「火」のエレメントがとても強く(木星がown signの射手座(火)にあり、太陽・牡羊座(火)と火星・獅子座(火)でMutual Reception)、自由を愛し直感的でエネルギッシュで楽天的、一番になりたい、悪く言えばせっかちでやりっ放しで収拾がつかなくなる傾向あり。

「地」のエレメントは一つしかないが、金星がown signの牡牛座(地)にあるので、彼の唯一の「地」は強い。この金星はMCと120度の角度(トライン)を作っており、彼のキャリアをサポートしている。金星の意味するものの中に金運、アートの才能、物質的豊かさや快楽などがあるが、体の部位でいうと牡牛座は「喉」の部分にあたるので、この金星は彼の独特の声、歌唱スタイルも現していると言える。
金星・牡牛座なので所有欲が強く、好みは贅沢で装飾的な傾向あり。マイクスタンドにリボンを何本も飾り付けてるのはまさにそんな感じ。「マイクスタンドを女に見立ててるよね」とは長年のスティーブン・ファンの友人の談。たぶん好みの女性もゴージャスなタイプだろう。
この金星と火星が90度の角度(スクエア)を作っているが、これだと家庭・恋愛・結婚はトラブルに見舞われやすい。更にパートナーシップを現す7ハウスに変化の星である天王星が入っているので、結婚生活の波乱、パートナーが変わる可能性は大!
また金星と土星が90度なので、愛情を疑ったり、容易に人を信じない傾向、金銭トラブルなんかもあるかも。

射手座の木星が天王星(変化)と180度(オポジション)なので、持ち前の冒険好きな発展性や大らかな部分が、悪くすると落ち着きの無さ、移り気、気まぐれといった形で出る場合もある。
太陽と海王星が180度なので、傷つきやすく、現実逃避、アルコール・ドラッグに溺れる傾向あり。(過去に厚生施設に入り、ドラッグ中毒を克服)

月と木星(拡大・発展の星)が60度なので、性格的には楽天的で陽気で自己肯定的、ビジネスや金運ありという幸運な星の配置も持っている。
月は蠍座なので嫉妬深くて相手を束縛しがちになるかも。女性に対してシニカルという解釈もあり。月は女性、妻、母親も現すが、特に母親との間に感情的にディープなもの、トラウマ的なものがある可能性も。
水星は魚座で感受性が強く、考え方は論理的というよりフィーリング重視。


さてこんなワガママなやりたい放題の感じのスティーブンだけど、彼のエネルギッシュな獅子座・火星の横に土星がぴったりとくっついて(0度コンジャンクション)抑制をかけている。土星はストッパーでもあるが、いい意味でのコントロールや歯止めという役割もあるので、この土星が無かったら、今頃彼の人生どうなってたか・・・・・
また少し離れてはいるが、土星より更に強烈な冥王星もこの火星&土星の近くにあるので、普通ならかなりしんどい土星&冥王星のダブルプレッシャーで、この「火」の過剰な活動し続ける傾向のバランスを保っているのではなかろうか。
良くも悪くも常にエネルギーを抑制する存在(ある意味お目付け役)が側に付いているので、こう見えても彼なりに常にフラストレーションを抱えて生きているんだろうと思う。

獅子座の火星・土星コンジャンクションは体力があって、ハードワークに耐えるという要素もあり。還暦過ぎても頑張ってるからね・・・・
獅子座の火星は、野心的で賞賛を求め、認められると寛大になってとても気前が良くなるタイプ。
他のメンバーの「早く終わろうぜ」という空気も読まず、ご機嫌で何回もアンコールに応えてくれるというエピソード(友人・談)はこれにぴったり♪♪
また獅子座の土星は他人から行動を規制されると攻撃的になるらしいが、多分ジョー・ペリー(ギタリスト)とはこの辺りでしばしば衝突するのではなかろうか。

3ハウス・水星と月はトライン(120度)なので、共感能力、コミュニケーション力には恵まれているのだが、この水星を頂点にして冥王星と海王星のYOD(ヨード)という特殊なアスペクト(Y字型)を形成している。これは逃れられない宿命を示すという説もあるが、水星及び3ハウスはコミュニケーションや情報という意味があるので、この分野に関して何か克服すべき課題が彼にあるのかもしれない。

次回はエアロスミスのギタリスト、ジョー・ペリー。
スティーブンとは対照的なキャラクターで、この二人が揃ってこそエアロスミスが成功したと言える。